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人は一生に一度胸おどる旅にでる
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竜地蔵アドバイス(Q&A) 2007.12.27更新

(『りゅうたま』を遊んでいて、ルールに書いていない出来事が起きたり、
 ルールの解釈でわからないことがありましたら、こちらをご参照ください。)
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 わしは世にも珍しい「しゃべる竜地蔵」。
 おぬしの旅の風景の中にさりげなく立っておる。
 旅の途中、なにか困ったことがあったなら、わしに尋ねてみるがよい。
 すみやかにそして、たおやかに答えて進ぜよう……。


■旅人(プレイヤーキャラクター)について

Q.ミンストレルのスキル【音楽】は、一般アイテムの〔楽器〕がなくても使用できますか?
A.うむ、使用できる。【音楽】は楽器の演奏だけでなく、歌や踊りなども含んでいるため、〔楽器〕がなくても使用することが可能なのじゃ。しかし、名うての吟遊詩人なら、コダワリの楽器を持つのもまた一興よのぉ。

Q.【アタックタイプ】の〈フォーカス〉で選択した【習得武器】も最初から持っているのですか?
A.そのとおりじゃ。すべての【習得武器】は最初から持っているものとして扱う。同じように、【ノーブル】の<武の嗜み>で【習得武器】を加えた場合も最初から持っているものとして扱うのじゃ。ノーブルは財産を他のクラスより多くもっとるんじゃのぉ。同じ【習得武器】を重ねて取得した場合は、なんと同じ武器を2つ持っておるのじゃ! これを売って初期の所持金を増やしておけばノーブルの威厳も保てようというものじゃ。
※例 ノーブル/アタックタイプ で【習得武器】剣/槍/弓 の旅人は、最初から〔剣〕、〔槍〕、〔弓〕を持っています。

Q.MPが0になったらどうなるんですか? HPの時と同じように気絶するんですか?
A.そう、気を失って倒れてしまうのじゃ。ちなみにMPが1の状態で「集中」をすると、MPが0になり気絶してしまう。しかしながら行動は行えるわけじゃ。最後の気力を振り絞って、というやつじゃな。これでチェックが成功すればみんなのヒーロー、失敗したら物笑いの種、1ゾロを振ればやっぱりヒーローじゃ!

Q.HPがマイナスから回復した時、どうやって目覚めるのですか? 戦闘中の場合、即座に行動してかまわないのですか?
A.うむ、HPが1以上になった場合、即座に行動することができるのじゃ。戦闘中であれば、気絶する前のイニシアティブと同じ手番でまた行動できるんじゃよ。

Q.HPが0以下になって気絶したキャラクターは、[移動チェック]をどうするのですか?
A.うむ、実にドライな話じゃが、気絶したり死んだりしたキャラクターはサイズ5のアイテムとして扱われる。じゃから、他のPCに荷物として持ってもらうことで、移動チェックを判定せずに「運んでもらう」ことができるのじゃ。

Q.HPがマイナスの気絶したキャラクターは、仲間の[野営チェック]の結果は受けるのですか?
A.幸いなことに受けることができる。ただし、[野営チェック]に成功したときの結果が、通常と違い「HPが1点まで回復する」に変化する。どんな旅人も応急手当の方法くらいは知っておるんじゃな。失敗時や1ゾロ、クリティカルの場合は通常通りの結果を適用するのじゃ。誰も[野営チェック]をしてくれる者がおらず、のざらしの場合は……残念じゃが新しいキャラクターシートをコピーした方が良いのぉ。


■アイテムについて

Q.キャラクターシートに「装備中のアイテムのサイズは0になる」とありますが、どういうことですか?
A.「装備中のアイテム」とは、現在自分が身に着けておる武器、防具(鎧/盾)、旅装(靴/マント/杖/帽子/その他)のことじゃ。鎧、靴、マント、帽子はそれぞれ1つ、武器や盾は「装備部位:片手」のアイテムならば2つ、「装備部位:両手」のアイテムならば1つまで身に着けることができる。ちなみに旅装の杖や、一般アイテムの傘は「装備部位:片手」を使用するので注意が必要じゃ。装備中のアイテムはキャラクターが持ち運べる「所持サイズ限界」に含まない、ということじゃな。要は「旅人キャラクターシート」に書き込んだアイテムはサイズ計算に含まれず、「アイテム記入シート」に書き込んだアイテムがサイズ計算される、ということじゃよ。
※例 〔剣〕、〔坂道の杖〕、〔雨よけ靴〕を装備し、〔ベーシック旅行セット〕を持っているキャラクターのアイテムの合計サイズは3となります。ただし、新たに〔雪靴〕サイズ:1を手に入れた場合は、靴は1つまでしか装備できないため、アイテムの合計サイズは4となります。

Q.アイテムの追加特徴による「価格修正」計算で小数点以下の端数が出た場合はどうするのでしょう?
A.価格の小数点以下の端数は切り上げじゃ。1G値切ろうったって、そうはいかんのじゃよ。

Q.ルールブックP.156からのQ&Aには「容器の中に別の容器を入れて使うことはできません」となっていますが、〔ベーシック旅行セット〕で背負い袋に入っている水袋はどうなるのでしょう?
A.確かにそれは不自然な話じゃな。容器の中でも「容量」を持たないもの、すなわち〔水袋〕〔魔法瓶〕〔ハーブボトル〕は、例外として他の容器の中に入れられるのじゃ。

Q.両手を使う〔斧〕や〔槍〕を装備している場合は、〔歩き杖〕の効果を受けることはできないのですか?
A.〔斧〕や〔槍〕、〔弓〕など両手を使うアイテムを装備している場合、〔歩き杖〕などの杖を持つことはできん。杖を使いたい場合は、いったん両手用の武器はしまうことじゃな。もちろん、そんなときに戦闘になってしまったら、1ラウンドかけて手持ちのアイテムを交換する必要があるじゃろうな~。

■コンディションについて

Q.[コンディション・チェック]で絶不調のとき、状態異常の4つから選んで受けるとありますが能力値が4のもの……たとえば体力4のキャラクターが体力が下がる毒を選んでいいものなのですか?
A.おぉ、確かに能力値は4以下にならないワケじゃから、そいつはずるいのお~。ここはやはり、絶対に下がる能力値の状態異常を選ばなければならん。


■旅歩きルールについて

Q.〔道歩き靴〕の効果がある街道について、街道のデータや基準が明記されていませんが、GMの判断で決めるものなのですか? また街道はどの地形にもあるものなのですか?
A.そうじゃ、GMの判断で決めるのじゃ。街道のある無しはGMがシナリオを作る際に決めておくのが良いじゃろう。ちなみに、大きな街道が整備されている地形は旅人が道に迷うことも無い。つまり[方向チェック]をする必要がなくなるのじゃ。それから、街道はどんな地形にも存在する可能性がある。人間はどんな困難な地形にも道をつくってしまうものじゃ。わしら竜地蔵がどこにでもあるのと同じじゃとも。

Q.1回のシナリオの中で、何日くらいの旅を扱うのが適当ですか?
A.ふむ、これは大事な質問じゃな。シナリオ目的シート解説のページにも書いておるが、1回のシナリオの中で経過する日数は2~3日程度が良いじゃろうな。あまりに多くの日数を旅するシナリオは、コンディションや旅歩きルールのチェックが多すぎて、ゲームが煩雑になってしまうんじゃ。基本は2~3日に設定し、旅人がうっかり道に迷ったりしたときだけ4~5日の行程になってしまう、それぐらいがバランスが良いのぉ。ほれ「旅日誌シート」も5日分までしか書けんようになっとるじゃろ。それから大事なことがもうひとつある。[移動チェック][方向チェック][野営チェック]の合間には、できるだけイベントやハプニングを混ぜ込むことじゃ。ダイスを振るだけの旅はつまらんぞ~。このわしもうんざりじゃ。旅歩きルールは旅の行程を盛り上げるためのスパイスだということを、ゆめゆめ忘れるのではないぞ。


■戦闘ルールについて

Q.戦闘中、【秋魔法】の《フォールンリーブス》などを使うことによって、サーチ行動以外でオブジェクトを追加することは可能ですか?
A.GMが適当であると判断した場合に限り、オブジェクトを魔法で増やしてもかまわんよ。ただし、あまり大量にオブジェクトを増やすと混乱の元になるかもしれん。追加で増やせるオブジェクトは1回の行動で1~2個程度にしておくべきじゃろうな。


■竜人(ゲームマスターキャラクター)について

Q.竜人はLv1の時のスロットとアウェイクンの数は0ですか?
A.うむ、最初の竜人のスロットとアウェイクン能力は0個じゃ。まだまだひよっこじゃからな。もっとも、どうしてもブレス使いたいときはLPを1点消費することで、使うこともできるがのぉ。しかしまあ、最初にやるシナリオはブレスが必要になるような難しいシナリオにせず、ルールブックに載っているようなシンプルなシナリオにすべきじゃと、このジゾウは思うよ。

Q.【緑竜】の竜人の【アーティファクト】の【六分儀】がないとハウスルールが導入できないのですか?
A.いやいや、そんなことはないんじゃよ。ちょこちょこルールをアレンジしたり、自分たちのプレイグループが遊び易いようにルールを修正するのは一向に構わんとも。よほど大きなルール改変を行わない限り【六分儀】を持つ必要はないんじゃ。例えば能力値に「魅力」のカテゴリーを足してみるとか、新しい魔法系統を使えるようにするとか、大軍の遠征と戦争のルールを使うとか、これぐらいやるんじゃったら【六分儀】が必要じゃろうな。

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