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人は一生に一度胸おどる旅にでる
りゅうたま公式ブログ
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こんにちは、イラストレーターの永盛です。

つい先日、「りゅうたま」ルールブックがめでたく発売されました。
これを眺めて感慨に浸りつつ悠々と年末を過ごし……
といきたい所なのですが、まだまだ!

のんびりしている間もなく、来年発売予定りゅうたまリプレイ本のため、
原稿作業がただいま進行まっ最中だったりします。



こんな感じで今作っています。
(少し前、表紙絵を描いていた途中で撮ってみた写真)
左上の青い物体は、先日12月5日の記事で使ったラミエルこと8面ダイス。




プレイヤーキャラの皆さんはこんな顔ぶれ。
実は、プレイヤーキャラでない人も約1名混ざっていますが…。


このリプレイ本の詳細については、今後の追加情報をどうぞお楽しみに!

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●TRPGとは●
(TRPGを知らない友人にはこのコーナーを紹介してあげましょう。直接リンクOKです!)

TRPGとは、テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームの略称で、
2~7人で楽しむゲームです。

ゲームの参加者は「ゲームマスター」と呼ばれる進行役兼遊び手と、
プレイヤー」と呼ばれる遊び手に分かれます。
家庭用ゲーム機のRPGと同じように、プレイヤーは1人のキャラクターを
操作して、冒険や謎解き、時には戦闘などを行ってストーリーを進めていきます。
しかし、TRPGはコンピュータを一切使いません
必要なものは、筆記用具とダイス(サイコロ)、ルールブックです。

風景の描写、ストーリーの進行、登場人物や敵(モンスター)の行動は全て
ゲームマスターと呼ばれる役割の参加者がナレーションします。
このゲームマスターが1人と、プレイヤーが1~6人で、1つのテーブルを
囲み、ワイワイと会話をしながらゲームを進めていきます。
イメージとしては、進化した「スゴロク」といった感じです。


■TRPGのT=Table talk(テーブルトーク)
TRPGは、人と一緒にテーブルを囲み、会話をしながら遊ぶゲームです。
 
コンピュータゲームと違い、自分のキャラクターの発言や行動に選択肢はありません。
すべて自分で、自分のキャラクターが言いそうなセリフを考え、すぐにその場で
話します。次にどのような行動を取るのかも、同様です。
その場にいるみんなで考えて話すので、展開次第では予想もできないような
ストーリーが出来上がることもあります。
この、コンピュータでは作れないオリジナリティー溢れる展開こそ
TRPGの魅力のひとつと言えるでしょう。


■TRPGのR=RolePlaying(ロールプレイング)
ロールプレイという言葉には「役割を演じる」という意味があります。

TRPGは、ルールブックの説明に則って自分で作った登場人物
(キャラクター)を自分で演じ、テーブルを囲んでいる全員で「即興劇」を
作っていくようなゲームです。
簡単にいうと「ゴッコ遊び」です。
小さい頃、オママゴトで
「私はお母さんの役をやるから、君は子供の役をやってね」
などと、それぞれが演じる役割を決めて遊んだことがあると思います。
それが、TRPG/りゅうたまでは、
「私は魔法を使える吟遊詩人(ミンストレル)の役がいいな」
「僕は弓を使う狩人(ハンター)の役にするよ!」
「アタシは美味しい料理を作れる職人(クラフト)の役にするわ」
といった風になるわけです。
TRPGの世界なら、私たちはどんな人にもなれるのです。

「演技をする」というと、少し恥ずかしいかもしれませんが、
映画やアニメに出てくる俳優やキャラクターのような、素敵なセリフを自分自身
で演技できるのも、TRPGの楽しさのひとつです。


■TRPGのG=Game(ゲーム)
TRPGのゲームとしての面白さは、データを使った戦略性と、
ダイス(サイコロ)の目のランダム性にあります。

武器や魔法、アイテムのデータ、敵や味方の能力データなどを基に、
いかに困難を切り抜けるか、問題を解決に導き、ストーリーを進めるかを
将棋やオセロのように戦略を考えて工夫するのです。
コンピュータゲームでもそうなのですが、TRPGは特に「工夫する」部分が
多いのが特徴です。
また、誰にもコントロールできないダイスの目は、会話をしているだけでは
起こりえない、予想外の状況を生み出します。
時に楽しく、時に苦しいストーリー展開をもたらしてくれる、ダイスを振るのも
TRPGの面白さのひとつです。

以上のような遊びをする上で必要な決まりごとや、より面白くするための
エッセンスなどが記されているのが、ルールブックと呼ばれている本なのです。


★TRPGの雰囲気を掴むには?★

TRPGがどのような雰囲気で遊ばれているのかを知るには2つの方法があります。

1つは、リプレイという本を読んでみることです。
リプレイとは、TRPGを遊んでいる様子を録音したものを書き起こし、
1冊の本にまとめたものです。パッと見は、台本のような感じの本です。
例えば……

GM:それでは、りゅうたまのセッションを始めます。
PL:よろしくお願いしまーす!
GM:ではまず、自分の作ったキャラクターの自己紹介からお願いします。
PL:はい。私のキャラの名前は「ラスナ」。吟遊詩人(ミンストレル)の
   マジックタイプ(魔法使い)で、15歳の女の子です。
(中略)
GM:ラスナが草原を歩いていると、甘い香りが漂ってきました。
   そこで、あることに気付くかどうか、ダイスを振ってみてください。
<コロコロ……と、プレイヤーがダイスを振る>
PL:(ダイスの目は)5です。ラスナは何だろう、この香り?と首を傾げます。
GM:草原に漂っていた甘い香りはレンゲの花の香りだったのですが……
   そこで蜜を集めていた「マダラバチ」というモンスターに遭遇してしまいました!

GM=ゲームマスターの発言 PL=プレイヤーの発言
 セッション=ゲームの始まりから終わりまで、1回のゲームのことをいう)

といった感じで、ゲームの様子がそのまま収録されているのです。

リプレイは様々な出版社から発売されており、りゅうたまのリプレイも近々
発売されますので、ゲームをよりよく知るためにも是非一度読んでみて下さい。

もう1つは、全国各地で開催されているTRPGのゲーム会「コンベンション」に
参加してみることです。
「TRPG コンベンション」というキーワードでインターネット検索すれば、
多くのコンベンション情報が手に入るでしょう。

また、東京近くにお住まいの方は「テーブルトークカフェDaydream」を
利用することができます。
この店ではたくさんの人がこのお店で実際にTRPGをして遊んでいます。
初心者の方でも丁寧に説明してくれるスタッフがいますし、筆記用具やダイス
といったゲームに必要な道具は全て貸してくれます。

詳しくは、お店のホームページをご覧下さい。

もちろん、一番おすすめなのは
TRPGを遊ぶ仲間を集め、誰かの家や公民館などの部屋を借りて
実際に遊ぶことです。

ルールブックとダイス、筆記用具さえあれば、どこでも遊べるゲーム……
それがTRPGなのです!


【りゅうたまとは?】一覧表

12月15日(日)待ちに待ったりゅうたまの発売記念日です。

プレイヤーの皆さんが「りゅうたま」のルールブックを持った状態でのセッションは
自分ももちろん初めてで、内心ニヤニヤしっぱなしのセッションでした。


今回の旅人たちは…
ブレイボ(21歳、男 ファーマー/アタック)
村で育てる新たな作物の苗を求めて旅に出た筋肉ムキムキの好青年

シエラ(18歳、女 ヒーラー/テクニック)
白馬の王子様を探している、夢見る少女

ルキア(21歳、女 マーチャント/マジック〔秋〕)
香辛料の吐息を吐くという竜を探しに旅に出た女商人

セロ(15歳、男 ハンター/アタック)
故郷でいじめられて、強くなるために旅に出たネガティブ少年

ターマ(自称16歳、女 ミンストレル/マジック〔春〕)
幻の吟遊詩人集団“朝を告げる者”を追いかけているアイドル系踊り子

の5人。

旅人たちを見守る竜人は、
子犬のように落ち着きのない蒼竜の少女・リンネ
性格そのままに子犬に変身することができます。

そうして、りゅうたまの世界を生きる旅人と、旅人を見守る竜人が生まれ、
セッションが始まります。

今回のシナリオの大まかな流れは
「旅人たちが温泉街に着くと、街中の温泉が止まっていた。
 旅人たちは、温泉の源泉まで行って温泉が止まった原因を
 突き止めて欲しいと依頼される」

というものでした。

そして今回の旅の舞台となる街は「湯の街ユヘル」。
温泉が名物の小さな街です。

この街をPLとGMが相談しながら「街づくり」を行い、
世界にたった一つの街が出来上がっていきます。

今回のシナリオでGMはりゅうたまのセールスポイントである
「旅と季節」を感じられるような温泉旅行を楽しんでもらおう
と思っていたのですが、街作りの結果…

「かつて温泉宿の一つで入浴剤(フロストーン―水を40度に温められるアイテム)
 を使っていた」
「“温泉の恋人”というお菓子が作られていたが、何らかの偽装問題が発覚した」
「当時の観光協会会長が偽装を指示しており、内部告発をしたのは会長の娘であった」
「そのせいで世間から忘れ去られ、今では幻の秘湯扱いされている」

という、何とも怪しげな街になりました(笑)

この設定のせいか、街の人たちの言動も、依頼人である観光協会の会長も
かなり怪しいように見えていたようです。

プレイヤーの一人からは「途中まで観光協会会長がシナリオのボスかと思っていた」
と言われてしまいました。

依頼を受けた旅人たちは、源泉のある岩場“地獄谷”に向かい、
吹き出してくる高熱の蒸気や強烈な硫黄の匂いに悩まされつつも
何とか源泉を止めていた原因を排除し、ユヘルの温泉を復活させることに成功しました!

そして、旅人たちは意気揚々とユヘルに戻りますが、そこで旅人を待っていたのは…!?

この後待っているエンディングは、皆さんが自分達で遊んで確かめてみてください。


このシナリオはのちほど当ブログにてダウンロードできるようになる予定です。
お楽しみに!
 

初めてのルールブックを使ったセッションということで、だいぶ緊張し、
至らない点もあったと思いますが、PLの皆さんのおかげでとても楽しい
セッションになりました。

PLの皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。
そして発売記念セッションに参加していただきありがとうございました!

これからも「りゅうたま」をよろしくお願いします。

(松川)

お待たせいたしました!

発売前の品切れでは、大変ご迷惑をおかけしましたが、
amazon.co.jpの在庫がよみがえりました!

送料無料にて販売中です。

りゅうたま次女のこばです~^^

毎日変わるカウントダウン画像を楽しみ、
ついに「りゅうたま」発売しましたね!

スタッフ全員がそろったミーティングの中で、
りゅうたま本を手にして、感激しました(>▽<☆

その日、記念すべきサイン会が行われました。

「りゅうたま」のロゴだけの白いページ、
ここからきっとGM(ゲームマスター)をされるであろう、
あまただけの旅がはじまります☆

白を楽しむのよし、ご自分のサインを書いてみるもよしです(笑)

スタッフのみんなはここに全員のサインを描きました!
わたし達の新しい旅も始まりそうです^^

りゅうたまのいいなあ、と思うところは、
きっとデザイナーの岡田さんやスタッフとそれから
手にされるみなさんの距離が近いんじゃないかと思うところです。

奥付の名前もたくさんですね!(笑)
この中にはTRPGをはじめてプレイした、という方も多いはず。
手にされたGMのみなさまも、この本のスペシャルサンクスだなあと思います。
ぜひTRPG人口の増加にご協力くださいませ^^(笑)

りゅうたまを実際に体験してみたい方、質問のある方は、
テーブルトークカフェへアクセスすればきっと
制作関係者ともコミュニケーションがとれると思います。

デザイナーのサインが欲しいという方もぜひぜひ(笑)

りゅうたま制作リーダーの岡田です。

テーブルトークカフェDaydreamの
りゅうたま発売記念イベント「First Travel」、
さきほど18:30に無事、閉会いたしました~。

いやぁ、盛り上がりましたね!
参加者のみなさまの間で
セッション後の感想話が飛び交っていることが、その証でしょうか。

参加してくださった10名のみなさま、
6時間に及ぶセッション本当にお疲れ様でした!

2つのセッションは、
りゅうたま独特の「街づくりルール」と、「竜人」の違いによって
同じシナリオでありながら、全く違うテイストのセッションになりました。

本日イベント遊ばれたシナリオは、
近日のうちにダウンロードすることができるようになるので、お楽しみに!

また詳しいイベントレポートも、
実際に使われた「旅日誌」を交えてお届けいたしますので、
こちらも楽しみに待っていてくださいね~。


さてさて、イベントは終了しましたが・・・・・・、
まだりゅうたまセッションは現在(20:30)も続いています。

え、こんな時間まで!?

というのも、イベントに参加してくださったプレイヤーのお客様が、
「このあとも、りゅうたまを遊びたい! 自分がGMをやります」
と卓を立てて下さったのです!(驚)

イベントに参加していた方々の中で、続けてもっと遊びたい!
という方々と、りゅうたまルールブックを買いに来て下さったお客様が加わって、
さっそくセッションが始まったのです。

もしかして、ユーザーさんの中では
日本で最初のりゅうたまGMかもしれません(笑)

今日はなにしろ発売日。
この日にもう新たなりゅうたまGMが生まれているなんて、
デザイナーとしてこれほど嬉しいことはありません!

どうか、良い物語が生まれますように・・・・・・

それでは、名残惜しいですがこのへんで
今日の「First Travel」リアルタイム更新を終えたいと思います。
このブログを読んでくださっていたみなさま、
最後まで御付き合いくださってありがとうございました!

イベント実況中継・第4弾!

りゅうたま発売を記念して開催している「First Travel」の会場に
お花ケーキが届きました♪




↓ケーキには「祝・りゅうたま発刊!!」と書かれたプレートが!

でもでも、素敵なお花や美味しそうなケーキに負けず、

セッションの方も盛り上がっていますよ~!!


本日が「りゅうたま」にとって、最高の誕生日となったのは
りゅうたまを購入して下さった皆さま、
イベントへ参加して下さってる皆さま、
発刊に際して応援・ご協力下さった多くの皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます!

これからは一人でも多くの方が
「りゅうたま」で遊び、楽しんで下さることが、制作者一同にとって
何よりの励みになりますので、どうかよろしくお願いします!

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