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りゅうたまブログをお読みの皆様、はじめまして。水坂斗幸と申します。
私は前回のサプリメント『1st passport 馬車と帆船に揺られる旅』よりサブイラストレーターとしてりゅうたまメンバーに加わっております。
今回のサプリメント『2nd passport 街と世界を巡る旅』では本文イラストの一部に加えて、表紙も担当させていただきました。
今日はその表紙絵についてお話させていただけたらと思います。
始めにリーダーの岡田さんから「一目で沢山の街を旅していることが伝わる絵にしてください。」と言われました。
ラフやアイディアを出す中で、枠などで街が分断されているよりも、一続きの方が旅をしている感じが伝わると思いました。こうしていくつもの街や地形を重ねた今の構図になりました。
街はそれぞれまったく見た目や風土が異なる街を描いています。見た目として分かりやすいですし、旅人としては、似たような街よりもぜんぜん違う街の方が楽しいだろうと思ったからです。
登場している街の中で、この街に行ってみたいなと思って頂けたら、(そして、実際に街づくりをしていただけたら)とても嬉しいです。
さて、表紙にはたくさんのキャラクターを描いています。数えてみましたら、80人以上いました(ネコゴブリン含む)その中には前回のサプリのP54で紹介されている8人の旅人達もいます。
また、4人の竜人たちもこっそり旅人達を見守っています。他に隠しキャラ(?)もいますので、是非探してみてください。
ところで、人物については街の住人と旅人を半々ぐらいで描いています。分かりやすいのは中央の和風の街でしょうか。
この絵だと、むしろ旅人の方が多いですね(笑)
普通のファンタジーでは、ここまで旅人であふれていることはそうそう無いと思います。しかし、そこは人は一生に一度旅に出るりゅうたま世界。これは案外普通の光景なのかもしれません。
そういえば、表紙の直し作業をしているときに岡田さんから「砂漠にバッファローの骨を描いてくださいよ。」と言われました。リプレイを読まれた方はわかると思うのですが、岡田さんはバッファローがお好きなようです(笑)
ちなみに砂漠は絵の中で面積自体がとても小さいのでバッファローはちょっと探しづらいかもしれません。砂漠に転がる白いもの。それを見かけたらバッファローです。……多分。
今回の表紙は、このバッファローや、人物の表情、街の様子など、細かな所部分が非常に多いです。
旅の合間などに、「あ!よく見るとこんな風になってる。」と色々発見していただけたらとても嬉しく思います。