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こんにちは、イラストレーターの永盛です。
今回は、りゅうたまの看板キャラ的モンスターであるネコゴブリンの話を
しようかなと思います。
以前に↑こちらの記事でネコゴブリンのラフ絵を掲載した事がありますが、
あの話はそこで終わりでなくて続きがありました。
初期の時点ではネコゴブについてああいうラフ絵を描いていたものの、
これを岡田さんに見せた所「ちょっと可愛すぎて、こいつが敵として登場した時に
倒しちゃったりできない気がしますねえ」というご意見をもらいました。
そこで、可愛くない方向へ進化させてみたラフ第2弾が下の画像です。
こうして一度は「2枚目の方で行きましょう」という展開に決定した、
はずだったのですが。
岡田さんから聞いた話によると、テストプレイ等でネコゴブが出て来るたびに
自然と可愛い方へ転がって行ってしまい、ますます倒せないモンスターに…。
という流れがあり、とうとう解決策として「ネコゴブには可愛いのと
そんなに可愛くないのと二種類がいます」という形で落ち着いたようです。
かくして、1枚目の方のラフも没バージョンにならずに済みました。
正式版では、2枚目の方がネコゴブリン・1枚目の方がコネコゴブリンという
別の種族なのだという扱いになっています。
(ルールブックでは、127ページに両方のイラストが載っています)
ところで二枚目のラフの方に、「猫人間っぽいキャラというのは
割といろいろなゲームや漫画などで存在するので、ネコゴブにしかない
トレードマークがあるといいと思う」みたいな意図の事が書いてあります。
ここから「ネコゴブは頭に壷を乗せている」という設定が作られたのですが、
乗せる物が『壷』に決まるまでも、けっこう紆余曲折があったりしました。
それについてはまたの機会に、この日誌で書いたりするかも知れません。
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